38歳で妊娠しました。不妊治療~高齢出産。

36歳から不妊治療専門の婦人科に通い始め38歳で人工授精3回目で初めて妊娠し2015年11月に出産しました。現在2人目不妊治療中。

食物アレルギーの新常識!?アレルギー物質は早く食べたほうがいい!?

   

2017年6月に放送されたNHKのすくすく子育て。この回は衝撃的でした。

2016年12月。子どもの食物アレルギーに関する驚くべき研究結果が発表されました。
これまで、食物アレルギーといえば原因となる食べ物を「除去」することが常識だったのですが、逆に「食べる」ことが予防や治療に効果があるという研究結果だったのです。

すくすく子育てのサイトより

要約すると、世界中で研究されている食物アレルギーの最新の研究結果では、
原因物質を早く食べるほうが予防につながる、ということ。

つまりは、これまでの常識と180度、変わってしまったのです。

私が娘の離乳食をはじめた1年前は、アレルギーの心配があるから、離乳食は遅めに始める。
特に原因物質になりやすい、小麦、卵、牛乳などは遅め、遅めで。
それが1年前の定説でした。

国立成育医療研究センターでは、
「離乳早期にアレルギーを起こしやすい食品を食べさせると、食物アレルギーを予防できる」という仮説を立てて、研究を行った結果、この仮説は実証され、この方法が新常識となったようです。

海外の研究結果

2008年、ピーナッツを乳幼児期から食べていたイスラエルの子とアレルギーを心配して食べさせていなかったイギリスの子を比較すると、イギリスの子のほうがピーナッツアレルギーの発症頻度が高いという研究結果が発表されたそうです。この事は、「国立成育医療研究センター」の研究結果を裏付ける、と言えるかもしれませんが、私はちょっとひっかかりました。

そもそもなんで、イスラエルとイギリスのこどもの比較??

なぜ、同じ国で似た生活環境の子での比較ではないのでしょうか?
イスラエルとイギリスだと、その他の食事や生活環境、習慣が違うのに、ピーナッツを食べる・食べないだけの部分において比較しているのが、ええ?と思いました。

イスラエルとイギリスは食事環境が似ているのでしょうか?
この無理矢理っぽい、比較だけ少し気になりました。

1年前と180度変わった、食物アレルギーの常識

最新の研究結果によって、ころころ変わる”常識”、
とまどいますね。

現場の医者の方たちも大変だろうな、と思います。患者への指導をどうするのか。
これまで通り、
医者が「卵はアレルギーを起こす可能性があるので、離乳食後期まで待ってください」と言ったとして
患者「でも、先生、新常識では早期にあげるのがいいと聞きました」
と返されるかも。
医者としては、じゃぁ、自己責任で早期にあげてください、って言うのかな。
あるいは、医者が「常識が180度変わったので、早めにあげてください」
患者「えええ?一人目の時は、遅めにあげて、って言われたのに!本当に大丈夫ですか?」
って会話が繰り広げられるのかも。

かかりつけ医を信頼したい

うちの娘は、1歳8ヶ月。卵アレルギーで現在は負荷試験をしながら
食べられる量をさぐっているところです。
離乳食後期で初めて卵をあげたので、早期にあげていたらどうなっていたのかはもうわかりません。

もし2人目ができたら、早期から卵をあげるのか、
うーーーーん。
その時が来たら、お医者さんに相談ですね。

最新の研究結果も気になるけど、
かかりつけの信頼できる医者を見つけるというのも大事な事だと思います。
0歳児から見続けてき、なおかつ信頼できる医者なら
常識ではこうだけど、この子にその常識があてはまるのか、といった事も相談できると思うからです。

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