38歳で妊娠しました。不妊治療~高齢出産。

36歳から不妊治療専門の婦人科に通い始め38歳で人工授精3回目で初めて妊娠し2015年11月に出産しました。現在2人目不妊治療中。

卵アレルギー、1歳前に発症、1歳8ヶ月の現在。完全除去と食物アレルギー負荷試験

   

現在1歳8ヶ月の娘は、生後11ヶ月で卵白でアレルギー反応を起こしました。

初めての卵アレルギーの症状

生後11ヶ月ごろ、固ゆでした卵の卵黄を耳かき1杯くらいの量からスタート。
小さじ1くらい食べても大丈夫だったので、次のステップとして固ゆでの卵白を少しだけあげてみました。

すると1時間後くらいから、背中、足などにじんましんがどんどん広がっていき・・・
赤くぼこぼこの背中、足の裏側(ひざのうら周辺やふくらはぎなど)になっていました。
しかし、娘は泣きもせず、特に機嫌が悪くなる事もなくどちらかというと平然。あまりかきむしる様子もなかったのです。
しばらく様子を見ていたら、2時間ほどでじんましんはだいぶおさまったので病院に行きませんでした。

この写真は1時間くらい経過したところだったと思います。ぼこぼこはおさまったけど、赤くなっています。

後日、風邪気味で受診した時に、小児科の先生にその様子を話し、写真を見せると
「すぐに受診してください!」
と注意を受けました。

素人目にみて、だいじょうぶかなーと思っても何があるかわからない。
後で体調が急変することもあるから、食物アレルギーで全身にじんましんが出た時、ましてやそれが初めてならすぐに受診したほうがいいですね。
反省です。

生後11ヶ月で血液でアレルギー検査

その時に血液検査でアレルギーを調べてもらったところ、
卵白とオボムコイド(卵アレルギーを起こす成分の1つで、熱や消化酵素の影響を受けにくく、アレルギーを起こす性質(アレルゲン活性)を失わない耐熱性卵蛋白)がクラス3でした。

授乳中は母親も卵完全除去

医師に指導されたのは、授乳中であれば母親も完全除去してください、と。

完全除去をして、半年後に検査して経過を見るから、いくら赤ちゃんだけ除去しても母親が卵を食べて授乳していてはだめ、と。
私も、卵を直接食べる事はもちろん、おかしも常に裏の表示をチェックし、アイスクリームなども裏の表示をチェック。卵が含まれたものは口にしないよう努めました。

1歳半で再度アレルギー検査

1歳半になり、1歳の時よりも身体ができてきて、卵が食べられるようになったかなーと検査を楽しみにしていました。

結果、未だクラス3。
悲しい事に11ヶ月の時にはでなかったダニなどハウスダストのアレルギー反応も見られるように。

私自身がアトピーなどアレルギー体質なので、掃除・洗濯は気を付けているつもりでした。
それなのに娘にダニのアレルギー反応がでて、これは卵以上にショックでした。

医師からは「ハウスダストはどこの家庭にもあるし、完全に除去は無理なので、今気を付けて掃除しているならそれを続けるだけでいいですよ」とあたたかい言葉をかけていただき、ほっとしました。

「あなたの掃除が足りないから!」など言われたら、ただでさえ、母親は責任感じているのにより自分を責めてしまいます。。

卵アレルギーは数値としてはあまり改善していませんが、
どれくらいの許容量で食べられるか、「食物アレルギー負荷試験」をはじめることになりました。

1歳7ヶ月から食物アレルギー負荷試験をスタート

かかりつけの小児科・アレルギー科で、「食物アレルギー負荷試験」となりました。
これは、卵白がつなぎとして使われている練り物(ちくわ、など)を1cmの1/4くらいの量からスタートして、問題なければ、数日置きに量を増やして様子を見る、というものです。

第1回目。病院でちくわを1cmの1/4サイズ、食べてみる

医師の問診の後、持参したちくわ(近所のスーパーで手に入る、成分表示に卵が含まれるもの)を先生に渡して、1cmの1/4くらいの量を娘に食べさせました。

その後は、10分後、20分後、30分後に看護師の方が血圧を測定してくれ、目視でも身体や娘に異変がない事を確認してくれました。

問題なければ、初回はこれで終了。

自宅では、3日後にこれの2倍、さらに3日後に3倍、とちくわの量を増やして様子をみる。
異変があればすぐに病院に。

食物アレルギー負荷試験から1ヶ月

今のところ、ちくわは1/2本まで食べてもOKな状態です。
娘はもっと食べたがるけど、徐々に増やしていくのが大事ですね。

月に1度の受診で、「ちくわ1/2までOKなら、他のねりものも試してみて」とゴーサインがでました。
かまぼことか、卵が含まれるウインナーとか。

次回の受診は1ヶ月後で、その時までは練り物系で食べられる食材を増やします。
(もし、アレルギー反応がでたらすぐに飲ませる薬も処方されているし、症状がひどい時はすぐに受診するよう念押しされています)
このように医師の指導のもと、負荷を増やしていくという方法を現在はとっています。

※医師の判断のもとで、量や期間を決めていっているので、このやり方が全ての卵アレルギーのお子さんにあてはまる訳ではありません。お子さんのアレルギーの度合よって、やり方は異なると思います。私の体験談はあくまで参考に、負荷試験をされる時は必ず医師の指導のもとで行ってください。

食物アレルギー負荷試験の次のステップ

次回一か月後は、カステラ!!
「カステラを持ってきてください」って。

なんかカステラとなると、いきなりドーーーーンと卵らしくなりますね。
といっても、1cm角のサイズからのスタートです。

私が大好きなぐりとぐらの絵本も、カステラを見ると娘が食べたがるかなーと思って、未だ見せた事がありません。
いつかフライパンいっぱいのカステラを焼いて、食べさせてあげたいなぁ。

アレルギーの常識、最新情報

アレルギーに関しては、様々な治療法があり、
つい最近みた「ためしてガッテン」でも、最新のアレルギー研究では、離乳食の早い時期から、卵や牛乳などアレルギー性の高い食物を食べさせたほうがよい、みたいな事言ってて。
食物アレルギーの新常識!?アレルギー物質は早く食べたほうがいい!?

1年前の常識と違う!!
簡単に180度変わるアレルギー界の常識!

いろいろ情報を得ると混乱してしまうけど、今はかかりつけ医の指導を信じて、「食物アレルギー負荷試験」をこなし、徐々に慣らしていけたらいいなと思ってます。

 - アレルギー, 1歳半~2歳, 1歳~1歳半