人工授精は何回までトライすべきか
私は3回目の人工授精で授精、着床まで至りましたが、
何回までトライして、だめならいつ体外受精にするのかを医師と相談はしました。
私の場合、3回目の人工授精の前に、
「4回目までは人工授精(AIH)をして、それがダメなら体外授精にステップアップしようと考えてます」
と医師に伝えました。
すでに38歳と高齢なので、医師も「そのほうがいいね」という感じでした。
体外受精については、高額な医療費がかかる心配もあったし、夫はあまり乗り気でない感じもありました。
夫は「いつかできる、まだ大丈夫」とまだ楽観的に見てるところが
あるようだけど、私は自分の年齢、年上の夫の年齢も考えてあせっていました。
ピックアップ障害や受精卵の状態が悪かったら、何回AIHを繰り返してもだめなので、
早い所体外に進んだほうが、何が悪いのかわかるのかもしれない、という想いもありました。
人工授精の妊娠率はだんだん低くなります。
逆にAIHで妊娠できた人の多くは、5回までに90%以上妊娠しているそうです。
ですから多くの方は5回ぐらいをめどにステップアップをしています。
ただ、私のように、30代後半の方や40代の方は、2~3回で次のステップを
考えてもおかしくないと思います。
こちらから言わないと、医師は何も言わない事もあるので、
自分から「次のステップも考えていますが、私の場合、何回までにしましょうか?」と
はっきり相談したほうがいいと思います。
私が行っている婦人科がそうだったのですが、
あまりに込み合う人気婦人科(3~4時間待ちも当たり前)だったり、
医師が「患者の意思を尊重する」という姿勢が強い場合、
こちらから質問したり、相談しないと、いつも通りの診察で5分で終了、という
ことも珍しくないです。
そのため、私も3回目のAIHまで1年半もかかったし、
なんとなく毎月同じ受診内容であっという間に半年たってた、
という事も。
忙しい医師にいろいろ質問するのは、意外と勇気がいったり
なんとなく尻込みしたりしがちですが、こっちも必死!
毎回何時間も待っての、貴重な診察時間です。
事前に聞きたい事や相談したい事を考えておくと、よりいいでしょうね。